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口の中は、菌でいっぱぃ!

知っている方も多いと思いますが、口の中は細菌が繁殖しやすい環境で、実は肛門より細菌数が多いとも言われています。なんと、歯も磨かず放っておくと、その数は1兆個にもなるそうですよ~!

口の中にいる細菌のイメージイラスト

聞いただけで病気になりそうですよね?

口の中の細菌には、カンジダ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌など、全身疾患の原因菌も含まれていて、免疫力の低下とともに増殖し、病気を引き起こすこともあります。当然ですが、虫歯や歯周病なども引き起こします。

しかし、ほとんどの菌は健康であれば何もしない菌で、悪さをする菌は、ごく一部です。とはいえ、細菌数は絶えず変わり、放っておくと1兆個、歯磨きをした後でも1000億個は存在します

口の中の守る救世主

そこで重要な働きをするのが唾液なんです!というのも日中起きている間は、唾液を分泌していて、自浄作用によって細菌が洗い流され、細菌の働きを抑えてくれるのです。 食べ物をよく噛んで唾液がいっぱい分泌されるようにおススメする理由は、こんなところにもあるのです。

口の中にいる細菌を唾液が包んで運ぶイメージイラスト

また、寝ている間はカラダの機能も休みますので、起きている時より唾液の分泌が少なくなます。唾液の分泌量が減ると、口の中の細菌量を抑える働きも低下しますから、 口腔内の細菌は睡眠突入後3時間もすれば、爆発的にその数が増えていき、約8時間で飽和状態に達します。しつこいですか、1兆個です!

では寝ている間はどうしたらいいのか?

以前にもお話ししましたが、鼻呼吸をして、できるだけ口の中を乾燥させない事が重要です。さらに、食後に歯を磨いていても、寝る前にもう一度磨いたり、マウスウォッシュで口をゆすぐことで、寝る前に細菌の絶対数を減らすことができ、繁殖も抑えられます。

口腔ケアのおすすめ

歯ブラシや糸ようじ、マウスウォッシュのイメージイラスト

そもそも歯ブラシのみの歯磨きだけでは、歯と歯の間や、歯と歯茎の隙間などに付着する歯垢や汚れを取りきれません。

歯ブラシ以外に、歯間ブラシやフロスを使ったり、毛先の細いブラシや毛束が細い歯ブラシを使ったりするのもおすすめです。使用する歯ブラシは別に一本じゃなくてもいいのですよ!

人によって歯並びも様々ですので、歯並びの悪い方などは特に要注意です。

しかし、これだけの口腔ケア用品を準備してケアをする方は少ないのではないでしょうか?。

そんな方には、歯科医院でのケアがおすすめです!歯の治療とは別に、歯や歯茎などの歯周状態を良好に保つことを目的にしていますので、通院間隔は3か月から最低でも半年に1回のペースをおすすめしますが、受診している歯医者さんで相談してみてください。痛くなる前なら痛くはないですから、安心ですしね。

それに、歯科医院で口腔ケアを行った場合と、ご自身で単純な清掃を行った場合と比較して、歯科医院で口腔ケアをすると、発熱や肺炎の発症回数が減少したという報告もありますから、口の中を綺麗にしていないと、歯だけではなく、カラダ全体にまで悪影響を及ぼすことにもつながりますから、たかが歯磨きと思わないで、しっかり力をいれてください。


2016年4月20日放送