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その肩こり、歯が原因かも?

今回の放送は、多くの方を悩ます肩こりが、実は歯の噛み合わせが原因でかもしれない!というお話です。

肩こりになる理由

長時間同じ姿勢のままでいると、肩のこりを感じることありますよね?

以前、「歯は全身を支える」というお話をさせていただきましたが、覚えていますでしょうか?歯の噛み合わせが悪いと、頭がいつも右左または、前か後ろのどちらかに傾いた状態になっており、その頭を首と肩の筋肉が支えているというお話です。

頭の位置が正しい場合と、位置がずれている場合のイメージのイラスト

では「頭の重さ」って、何キロくらいあるかご存知ですか?

男性で約5kg、女性で約4kgくらいになります。例えるならボーリングの玉くらいあるということになりますね。首と肩に、ボーリングの玉がのっていると考えると、それだけで肩がこってきますが、このボーリングの玉を、手のひらに乗せて持ち上げてみてください。肘が垂直になると楽に持っていられますよね。投球前の体制ってこんな感じですよね。

ボーリング投球前の姿勢イメージイラスト

ボーリングの玉が頭で、腕が首だと思ってください。垂直に支えていると楽なんですが、少しでも、垂直軸から外れると、支えているのが大変ですよね。このことからわかるように、頭が垂直軸から外れてしまうと、首と肩の周りの筋肉が緊張しっぱなしになってしまうのです。

この筋肉が緊張しっぱなしの状態が、肩こりの原因のひとつです。ですから、悪い姿勢でパソコンモニターとにらめっこ状態のデスクワークやクルマの運転などは、長時間頭を傾けていることになり、肩こりになる要因になってしまっているのです。

悪い姿勢のイメージイラスト

肩こりは病気?

厚生労働省が調査した平成26年度の「健康意識に関する調査」によると、73.7%の人が自分のことを「すこぶる健康」もしくは「健康な方だ」と答えています。ところが、別の調査で「肩こりはありますか?」という質問に対して89%の人が、「ある」と答えています。これは多くの方が、肩こりは病気のうちに入らないと思っているわけです。

このように、はっきりとした原因が分からない症状を総称して、不定愁訴(ふていしゅうそ)と言います。肩こりの原因はわからないと言われていますが、歯の噛み合わせが肩こりに関係していることが、だいぶ前から分かっています。歯は、全身を支えるわけですからね。

入れ歯を削るイメージイラスト

接骨院や、整体、マッサージのお店に行く方は、この不定愁訴で悩んでいるからかもしれません。おじいさんやおばあさんが、「あっちが痛い~」「こっちが痛い~」と言って、通っているのを多くみられると思いますが、入れ歯の噛み合わせを適正に治すだけで、カラダの重心バランスが崩れていた状態を解消し、肩こりも解消される場合もあります

では、入れ歯ではない人はどうするのか?そんな時も、歯科医院にご相談ください

噛み合わせの悪い度合いが軽度なら、少し削ったり、磨くだけで噛み合わせを正常に調整することができます。ちょっとだけですので安心して下さい。

大きく調整する場合は、被せものを交換したり、矯正をしたりと方法はさまざまですが、「そこまではどうも…。」と思う方は、マウスピースを装着するという方法もあります。

いずれにしても、不定愁訴だと思って諦めず、一度歯科医院を訪ねてみてはいかがでしょうか?


2016年5月18日放送