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阪神ファンになって、呼吸を鍛えよう!

突然ですが、日本のプロ野球チーム全12球団のうち、あなたはどのチームのファンですか?

よく噛むことの重要性を伝えるラジオ番組なのに、ここのところ「呼吸」や「気道」、「睡眠時無呼吸症候群」とか、一見歯医者さんとは関係ないような話が続いているし、今回の質問はなんなんだ!?と思われるかもしれませんね。

実は今回お伝えするテーマも、噛むことに大いに関係することなのです!

呼吸と噛むことには、密接な関係が!?

赤ちゃんは、生まれて「オギャー!」と鳴いた瞬間から、呼吸が始まります。もちろん、お腹の中にいる時から呼吸をする練習をしていますが、これが正しい呼吸の第一歩です。

授乳する赤ちゃんのイラスト

次は授乳。想像してみましょう、赤ちゃんはおっぱいを吸っていると思いますか?

実は、おっぱいを吸っているのではなく、牛のお乳を搾り出す(搾乳する)ように、赤ちゃんも舌と上顎を上手に使って、おっぱいを搾り出し、授乳と同時に呼吸もしています。息継ぎの度に、口を離して呼吸をする赤ちゃんはいませんよね?

そして、「離乳食→幼児食→一般食」と移り変わっていく間にも、咀嚼と呼吸が大きく関わっているのですが、あなたはお気づきでしょうか?恐らくごくごく無意識に行っている動作なので、ピンとこないと思います。

では、実際にやってみましょう!
まず口元に食べ物が運ばれてくるとき、あなたはどうしますか?

口を開ける少女のイメージ画像

口を開くと同時に、息を吸っていませんか? そして、咀嚼(そしゃく)しているときは息を止め、飲み込んだら、息を吐く。どうでしょう?無意識にこのような流れで呼吸していますよね。

咀嚼している子供のイメージ画像

このことからわかるように、呼吸と咀嚼は密接に関係していると言えます。

正しい呼吸をして、正しい咀嚼をすると、顎の骨も正しく発育します。すると歯が綺麗に並びます。歯が綺麗に並んで生えれば、歯ブラシがしやすいので、必然的に虫歯になりにくい!

どうですか?呼吸と咀嚼の関係が繋がりました?さらに、呼吸と歯医者との関係も繋がりましたよね!(ドヤ顔)

口とベロを鍛えると、呼吸が鍛えられる!

では、やっと今回のテーマ「阪神ファンになって、呼吸を鍛えよう!」です。これは、関西のとある歯医者さんから聞いた話なんですが、家族ぐるみで阪神ファンの家庭のお子さんは、お口を「ポカ~ン」と開けている子が少ないそうです。

なぜなら、阪神ファンお約束の「ジェット風船」が膨らませられるからです!

ジェット風船のイメージ画像

「また、何を言い出すのか・・・。」と思われるかもしれませんが、ジェット風船を膨らますとき、勢いよく息を吐きますよね。

子どもがジェット風船を膨らませるイメージ

これは、横隔膜を利用した腹式呼吸をして、呼吸を鍛えることに繋がります。さらに大切なのは、膨らました風船がしぼまないように、クチの周りの筋肉やベロを上手に使って、クチの周りやベロの筋肉を鍛えるトレーニングとなり、鼻呼吸がしやすくなるのです。だから、阪神ファン家族には、口を「ポカ~ン」と開けて、しまりのない顔になる子どもが少ないというわけです。

「クチトレ」「ベロトレ」は、正しい呼吸・正しい咀嚼の基本です。
ジェット風船を膨らませるだけでなく、ハミングしたり、口笛をふいたり、チューインガムを膨らませたりと、日常生活で気軽に、遊びながら、呼吸を鍛える方法が他にもいろいろありますから、探してみてもいいかもしれません。


2017年7月19日放送