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カレーライスを上手に食べましょう!

カレーライスのイメージ画像

突然ですが!あなたはカレーライスを上手に食べられていますか?

「カレーライスを食べるのに、上手も下手もないだろう!」と思われると思いますが、本当ですかねぇ?

では、想像してみてましょう。

あなたの前にはカレーライスがあります、スプーンを持ってカレーライスをすくい、口に運びます。
口に入ったカレーライスを・・・ここでストップ!

スプーンの柄を上に持ち上げて引き抜こうとしている女性のイラスト

カレーライスを口に運んだ後、スプーンの柄を、上に持ち上げてから引き抜いて、いませんか?これに当てはまるという方!その行為は、カレーライスが上手に食べられていない証拠です!

正しくは、スプーンをまっすぐ引いて、スプーンの上に載っている食べ物を、上の唇で削ぎ落とす感じです。

乳幼児期のスプーンの使い方に注目!

上唇の筋肉が発達していないと、スプーンをまっすぐ引いたときに、スプーンに食べ物が残ってしまいます。これは、上唇の力が弱いためで、上唇を鍛える必要があります。

これが乳幼児期で、離乳食中のお子様でしたら、将来歯並びが悪くなってしまう可能性が大いにあるのです。

離乳食の正しいスプーンの使い方は、スプーンに食べ物をのせ、ゆっくり口元に近づける。そして、自ら口を開けてカブリつく。これを捕食といいます。 哺乳動物の本能です。この時下顎がちょっと前に出て、食べ物を捕らえます。そして口の中に入ったら逃さないようにするために、上の唇と下の唇が強く閉まります。

スプーンを上唇と下唇で挟んで、まっすぐ引く説明イラスト

これを、早く食べないからといって、口の中に押し込んで、上の唇と下の唇が閉じないうちに、スプーンを上の唇もしくは上の歯に押さえつけるようにして柄を上にあげて引き出してしまうと、正しい捕食にならず、正しいスプーンの使い方とは言えません。ただ口の中に食べ物を入れて、噛ませるだけじゃダメなんです!

上唇にスプーンを押し付ける様にしてスプーンを引く、説明イラスト

これが繰り返されることで、本来発達するはずの筋肉は衰えたままになると、下顎が前に出るはずが出ないまま歯が生える!後に出っ歯になる!
また、上唇が衰えると「反対咬合(はんたいこうごう)」と言って、しゃくれ顔になる!いずれもいいこととは言えませんね。離乳食の食べさせ方で、顔が変わってしまうんです。

大人の方でも、ひと口ひと口、スプーンをまっすぐ引くことで、口の周りの筋肉を鍛えることができ、小顔効果、お口ポカン防止になるので、是非実践してみてください

まとめ

現代食は、昔の食べ物に比べて噛む回数が少なくても飲み込める食べ物であふれています。たかが食事とは思わず、食べ方や作り方も工夫してみましょう!

口のまわりの筋肉を鍛える食べ方

1.スプーンに食べ物をのせ、ゆっくり口元に近づける。
2.お子様自ら口を開けると、下顎が少し前に出る。
3.上の唇と下の唇が強く閉まりまったら、スプーンをまっすぐ引く。
上唇と下唇でしっかり挟んだのを確認する、説明イラスト。

よく噛んで食べるためのひと工夫

(1)硬い食材を使うイメージ画像

豆やナッツ類などの硬い食材を、サラダなどに加えると、自然と噛む回数が増えます。食物繊維が多い食材を使う

(2)食物繊維の多い食材を使う。イメージ画像。

きのこや根菜類、海草等を使いましょう。よく噛まないと飲み込めないので噛む回数が増えます。

(3)手間を省く|食材を大きめにカットするイメージ画像。

食材を細かく切ってしまうと、噛まずに簡単に飲み込めてしまうので、大きく切ったり、硬めにゆでたり、皮付きでも食べられる野菜や果物は皮付きで食べると、調理のお手間もはぶけ、よく噛まないと飲み込めない食事になります。


2017年8月16日放送