DJ光邦と司法書士のスマイル法you★

第2・4水曜日 17:25~ONAIR
DJ光邦と司法書士のスマイル法you★FMヨコハマ84.7第2・第4水曜日17:25~放送中

労働問題(2) 未払い賃金

ユーキくんイラスト今回は前回に引き続き、労働問題における「未払い賃金」について、事例を挙げながらご紹介したいと思います。

社会人のB君は、建設会社に勤め始め、月20万円ほど稼いでいました。

ところが半年ほど働いたある日、給料の支払いが遅れがちになり、ついに、お給料を支払ってもらえなくなってしまいました。今の職場を見限って辞めたいけれど、辞めてしまったら未払い賃金を払ってもらえないかと思うと不安で、辞めるにやめられません。

こんな時どうしたらいいのでしょうか?

方法としては、まず会社への督促、それでも支払ってもらえない場合には裁判となります。

まず会社への督促、それでも支払ってもらえない場合には裁判となります。の説明イラスト

ただ、(会社に支払ってもらえない場合)裁判をする場合には、未払いの期間も働いていたという事実を証明をする資料(証拠)を裁判所に提出する必要があります。

証拠になるものとしては、タイムカードのコピー、給与明細書、就業規則のコピーが必要となります。証拠を元に裁判を起こした場合、支払ってくれる会社もありますが、中には支払ってくれない会社もあります。そういった場合、会社財産を差押える必要があります

では、差し押さえする為に必要になるものが、取引先や勤務していた会社が保有する銀行口座が分かれば、取引先に対する売掛金や、会社の口座を直接差し押さえること可能です。

タイムカード、就業規則、出勤メモ、給与明細、預金通帳のイラストしかし、仮に会社に請求する前に倒産(破産)してしまったら、どうなるのでしょう?

給料債権は法律上、一般先取特権(いっぱんさきどりとっけん)といって、他の債権よりも優先的に回収ができる担保物権となっていますので、回収出来る可能性も高いですし、また労働基準監督署で給料の立替申請も可能です。(給料の8割程もらえる場合もあります)

しかし、実際回収することは困難なケースが多いのが実情です。仕事によっては給料明細がないケースもあります。この場合には、自分で手書きしたメモや、お通帳に毎月振り込まれているコピーでも証拠になります。また、雇用契約書がないとか就業規則(労働条件等)が分からないというケースがあります。この場合働いている実体があるということや、給料が支払われているという事実(メモ)等でも対応可能です。

給料明細やタイムカードがない会社は、問題があるかもしれませんので、気をつけましょう。

今回お伝えした未払い賃金では、どうやって証拠を集め、会社へ請求したら良いのか、一人では判断するのは難しいかも知れません。司法書士はこのような労働トラブル等、裁判所書類の作成はもちろん、法務大臣認定の司法書士は簡易裁判所での140万円以下の民事事件について裁判の代理も出来ます。お困りの際、あなたの街のユーキくんイラスト身近な法律家である、私たち司法書士に是非ご相談していただければと思います。

神奈川県司法書士会では、毎週水曜日の午後1時から4時まで、労働に関する無料電話相談を行っています。直接司法書士に会うのは難しい・・・という方は是非こちらを利用してみてください。詳しくは神奈川県司法書士会のHPをご覧ください。

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